宅配寿司を営む方から怒られるかもしれません。
また、宅配寿司だけでなく宅配飲食店全体に言えることかもしれません。
寿司百○や都○、味よ○、ふく寿司○太郎、その他に名だたるチェーン店以外にも数十店舗のお店も崩壊してきました。
それでは、1強9弱かといえば大手チェーン店FCの7割が赤字、2014年になっても50店舗買収の話伺いました。
回転すしやスーパーの台頭してきたのも大きな要因でもあり、外食店の宅配参入も1つの要素でもあり、中食市場の増大する中でも宅配飲食店自体は低迷していると考えます。
今までに宅配寿司の経営者から聞いてきた声や実際に宅配寿司でのお手伝いをすると問題点は実感することができます。
お盆や年始年末は確かに強いが、やはり年間や月間を通してみると平日の方が圧倒的に多く、アベレージ的にキツイのが正直なところでしょう。
数年前より、売り上げ低迷により業界全体で販促費や人件費の圧迫への対応が騒がれてきました。
宅配飲食店では、外食店に比べると地代家賃が低い反面、どうしても販促費や人件費の負担は高くなるビジネスです。
ほとんどの宅配寿司の経営者は、寿司一本では厳しいとの声が多くなり複ブランドに走るのですが成功した事例は少ないとも言えます。
なぜそう感じるのかは、声だけでなく実際の展開を見てみると成功していればチェーン店の複ブランド導入店の展開を見ればわかります。
理由は、いろいろなところに転がっているのです。
私が、相談を受けた際には、複ブランド展開の話を致します。
結構受けは良いのですが、私自身お客様に成功してほしいことから率直に問題点を指摘します。
私のビジネスだけであれば、何も言わずに導入しましょう、複ブランド対応するPOSシステムは宅配アインス以外なく、ただ販売するだけです。
しかし、失敗してほしくないから、その前に問題点を改善しなくてはいけない。
一番感じたことは、”宅配飲食店で当たり前だったことが、当たり前にできていない”、これは人件費削減から負のサイクルだと感じました。
また、経営者と現場の温度差であり、社長との受け答えはしっかりと答えるのですが、現場に戻るとまた同じことが繰り返され、社長に尋ねると基本的に解っているとのことで諦めているのでしょう。
会社の方針があり、それが日々継続的に実行されているのかを記録として可視化して管理する仕組みや人を育てる、口を酸っぱくしても現場はその場しのぎとなるので、その環境を構築する必要性を強く感じられました。
複ブランド化を行う前に、まずは、製造業なのか、サービス業なのかを考えると前者に近い考え方が大きく、複ブランド化に対してはオペレーションに問題があり整理する必要性もあるでしょう。
販売促進に関しては、単純に別チラシを作成するのでなくブランド戦略が必要です。
受付も配達も同じスタッフが対応するのですぐにバレるので、専門性を打ち出すにはチラシだけではダメです。
複ブランド戦略では、商品開発だけでなく、ターゲットになる顧客層、商品特性による単価、客数増加に対応するオペレーションの確立、販路など様々な角度を見直す必要を感じるでしょう。
そのため、1つの革命が必要であり、今までの感覚を捨てる覚悟も大切です。
結構、大作業になるので実行部隊をどうするのかの人の問題も重要です。
そう考えると大きな決意とパワーがないと無理だと感じます。
中途半端であれば、やめた方が既存ブランドを傷つけるなくて済むでしょうが答えになってしまいます。
やるとしても費用を掛けられないのであれば、1つづつターゲット目標を設定しコツコツと積み上げるしかありません。
これも、やはり当たり前のことにかもしれませんね。