2012年7月9日月曜日

外食店の宅配ビジネス参入の失敗から学ぶ

外食店が、7~8年前より宅配を導入する店舗が増えました。
しかし、宅配を継続されるお店や店舗展開を広げる企業は少なく、撤退されるお店の方が圧倒的に多いのです。

失敗の定義は、月80万円で失敗と思うお店のあれば、成功と思うお店もあるので、私は撤退をする、チェーン店で導入店舗が広がらない事と捉えます。

私自身は、外食店で宅配を導入したいとの相談を数百店舗お聞きしてまいりました。
その中には、上場している企業や大手コンサルティングの方もいました。

宅配導入の起因は、

■雨の日、外部環境の変化などの客数の減少(売上)に対して、宅配を検討される。
■繁忙店で、店内のキャパが一杯のため宅配により事業を拡大する。
■なかには、某TV番組で放映された大手チェーン店を見て宅配を検討する方もいました。
(TV番組は、あまり真に受けない方が・・・)

撤退された、店舗展開がされない理由は、

■売上に対して店舗オペレーションが乱れる。
宅配店も外食店は、基本的にお客様の食事時間帯は変わりません。
その時間帯に対して、スタッフをどれくらい揃えなければいけないのかです。
宅配を導入した場合に、電話受付に掛かる時間や配達先を確認する時間、配達に掛かる時間と現在の業務に+αの人件費が掛かります。
そこで、来店されるお客様が来るとそちらを優先し、遅配が発生する。
遅配になるとお客様からのクレームが入り、店舗パニックを起こします。
配達者も管理されていなければ、あいつはどこに行った?まだ戻っていない?とぐちゃぐちゃです。

そのため、ご相談を受ける際には、これらの業務に掛かる時間を短縮し、業務を整理するお話をします。

■予想より売上が上がらない。
宅配店では、一般的に配達範囲(商品特性により2~5KM)を決めてチラシを3~5万枚を毎月投下いたします。
一度、チラシを配布したらか大丈夫でなく、お客様のタイミングや記憶に残るように集中させたり、ポスティングを絡めたりも致します。

外食店では、3000という枚数でも多いと感じる方が多くいます。
基本的に、来店顧客が来るのでそこまで宅配での売上に頼る必要もないとの考えであれば、少しずつお客様を定着させるように計画を立て、工夫をすれば良いだけです。
そこで、宅配店と同じ売上をいきなり求めれば厳しいでしょう。

■個人的な見解
宅配導入は、そんなに儲からない。
宅配でいくら売上を上げたいのか?、月1000万円を目指すなら本気でやらないと厳しいです。
100~300万円位であれば、やり方次第になる。

外食店で宅配をはじめるには、まずはお客様は宅配であれ来店であれ同一のお客様あり、宅配を頼まれるお客様は近い地域に住むお客様です。
外食店では宅配のお客、来店のお客と分けたがります。

まず、身近に住むお客様に対して、どんなお店として意識されるのかです。
地域密着型のお店として、お客様の利用用途を広げる、ファンサービスの一つとして宅配サービスを行うなどの+ONで考える、結局は1つのお店に対する相乗効果を上げるために宅配を導入すると考え、少しずつ展開を広げる方が失敗は少ないと考えています。

現在の会員登録をすれば、クーポンがもらえると値引きだけの訴求効果で、商品価値を下げだけです。
たとえば、会員登録をすると、ただの予約だけでなく、注文される商品も確定され、クレジット決済されているのであれば、お客様は来店した時に商品もすぐに提供できる状態になり、並ぶだけでなく料理提供時間も短縮されます。

宅配飲食店のリアルタイムシステムが、それを可能とするベースが出来上がります。
外食店舗のオペレーションにも組み込み、お客様がスマートフォンから注文されるとお店に音声やパトランプでお知らせし、キッチンプリンターに調理指示が印刷される。

リアルタイムは、お客様の待ち時間を無くすとともに、回転率を上げることも可能になります。

詳しくは、http://www.nocry.co.jp

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